明日、9月27日金曜日。
オーストラリアは国民の祝日なのですが、何の日かご存知でしょうか?
オーストラリアは国民の祝日なのですが、何の日かご存知でしょうか?
何と実は、オーストラリアの国技、オーストラリアン・フットボール・リーグ(AFL)の最終戦のため祝日になっているのです!
毎年3月から9月、メルボルンで開催される最終戦に向け、ベスト8の座をかけて戦いを繰り広げるオーストラリアン・フットボール・リーグ(AFL)。日本の季節と真逆のオーストラリアでは、まさに冬の一大イベントです。
AFLはオーストラリアで最も観客動員数の多いスポーツ・リーグで、優勝決定戦には9万5千人に及ぶ各チームのサポーターがメルボルン・クリケッド・グラウンドに詰めかけ、テレビ観戦も何百万人にものぼるほどの人気ぶり。

期間中、各チームの熱狂的なサポーターたちが応援に集まってくるので、街中はまるでカーニバル!これこそまさに、ここでしか味わえないオーストラリアの醍醐味といえるでしょう。
オーストラリアン・フットボール・リーグ(AFL)って?

通称フッティーと呼ばれるスポーツ、オーストラリアン・フットボール。その名の通り、オーストラリアの国技であり、国内では極めて人気の高いスポーツです。
オーストラリアン・フットボールが正式に誕生したのは今から約150年前の、1859年。この年にメルボルン・フットボール・クラブが結成され、初めてルールが定められました。
1897年にはエセンドン、ジーロング、カールトン、コリングウッド、メルボルン、セント・キルダのチームが加盟して、ビクトリア州フットボール・リーグが発足。
これが元になって、1989年にオーストラリアン・フットボール・リーグ(AFL)が発足し、今日ではオーストラリア各地の18チームが参加する国民的スポーツに育っています。日本で言うところの、プロ野球といった感じでしょうか。
1897年にはエセンドン、ジーロング、カールトン、コリングウッド、メルボルン、セント・キルダのチームが加盟して、ビクトリア州フットボール・リーグが発足。
これが元になって、1989年にオーストラリアン・フットボール・リーグ(AFL)が発足し、今日ではオーストラリア各地の18チームが参加する国民的スポーツに育っています。日本で言うところの、プロ野球といった感じでしょうか。

現在では18人の選手で構成される2チームが対戦し、楕円形のボールを蹴り、投げ、走りながらゴールポストに向かって進むというスポード感溢れる激しい競技となっています。ボールを持って2本のゴールポストの間を駆け抜けるか、ボールを蹴ってゴールポストの間を通すと加点され、その得点の多さを競うゲームです。
一見ラグビーのように見えるのですが、バスケのようにドリブルしたり、ジャンプボールがあったり、サッカーのようにシュートで点数が入ったりと、いろいろなスポーツの要素が入っているようにも見えます。そして何よりも、ラグビー以上に当たりが激しいことが特徴。ラグビーと異なり、手を使ってタックルしたり、体をぶつけて他の選手の動きを妨害することが許されているので、さらに激しく迫力ある試合が繰り広げられるのです。

今年のグランドファイナルは明日から。せっかくメルボルンに行くなら、地元の人々に混ざってビール片手にオーストラリアン・フットボール・リーグ(AFL)観戦なんていかがでしょうか。