
疲れている時はスタミナがつきそうなお肉や甘いものを食べようと思ってしまいがち。ですが、疲れを感じている時は、胃腸も疲れていることが多いんです。
ストレスや疲労は胃腸の働きを悪くしてしまうので、がっつり食事を取ってしまうとかえって胃腸を疲れさせてしまうことに!疲労回復に効果的な食べ物はもちろんですが、疲れている時に避けるべき食べ物も押さえておくと良いでしょう。
目次
☑︎塩辛い食べもの
☑︎食物繊維の多い食べ物
☑︎脂肪分の多い食べ物
☑︎刺激の強い、辛い食べ物
☑︎酸味の強い食べ物
☑︎暑すぎる食べ物・冷たすぎる食べ物
☑︎カフェイン・アルコール・炭酸飲料
*一時的に即効性の高い疲労回復手段
*疲れている時は何を食べればいいの?
疲れた時に控えるべき食べ物は?
塩辛い食べもの

食物繊維の多い食べ物

脂肪分の多い食べ物

刺激の強い、辛い食べ物
唐辛子やわさびなどの香辛料は胃を刺激して胃酸の分泌を促します。胃酸は消化のために重要なものですが、多すぎると胃壁を壊し、胃潰瘍などの原因になることも。疲れている時はなるべく刺激の強い食べ物を避けましょう。
酸味の強い食べ物
酸味は胃酸の分泌を促進します。香辛料と同様に、強い刺激となってしまうので疲れている時は控えたい食べ物のひとつ。みかんやレモンのような酸味の強い柑橘類や、酢のもの、梅干などは食べ過ぎに注意。ただし風邪気味の時はこれらに含まれるクエン酸が役に立つので、上手に判断して回復を図りましょう。
暑すぎる食べ物・冷たすぎる食べ物
極度に暑すぎたり、冷たすぎたりするものはそれだけで刺激になってしまいます。疲れている時は、なるべく消化のいい温かいものを適温で食べましょう。
飲み物や嗜好品
カフェイン
コーヒーや紅茶、抹茶、栄養ドリンクに含まれるカフェインは、胃酸の分泌を促進します。胃が弱っている時には控えたほうが良いでしょう。
アルコール
アルコールは胃酸の分泌を増やし、胃の粘膜を荒らし、睡眠の質を下げてしまうので、翌朝起きても疲れが取れないという原因に。体調のいい時に飲むように心がけましょう。
炭酸飲料
胃酸の分泌を促進すると同時に、炭酸ガスが胃を膨らませるため、胃潰瘍等を起こしやすくなってしまいます。
一時的に即効性の高い疲労回復手段は…
糖分補給
チョコレートなどの甘味の強い糖分は即効性があり、一時的にでも疲労を回復したい場合に効果的。しかし、あくまでも「カンフル剤」であり、多用してしまうと癖になってしまい肥満を助長するので注意。
疲れている時は何を食べればいいの?
ご飯などの主食、肉や魚などタンパク質の主菜、副菜が揃った「定食スタイル」がおすすめです。
栄養成分としては「ビタミンC」や「アミノ酸」が疲労回復に効果的と言われています。
「ビタミンC」は緑黄色野菜や果物、「アミノ酸」は肉・魚・卵などに含まれています。